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キャリア採用とは? 有用となるケースと採用の進め方を解説

事業拡大による増員や退職による人材不足などで、即戦力となる人材が必要になることがあります。人材の早期戦力化を目指すために、キャリア採用を考えている企業さまもいらっしゃるのではないでしょうか。

キャリア採用を行う際は、新卒採用との目的の違いを理解し、自社にとって必要であるかどうかを見極めたうえで計画的に進めることが重要です。今回はキャリア採用の基本知識をはじめ、キャリア採用が有用となるケースや進め方について解説します。


目次[非表示]

  1. 1.キャリア採用とは
  2. 2.キャリア採用が有用となるケース
    1. 2.1.【ケース1】管理職や専門職で即戦力人材を採用したい
    2. 2.2.【ケース2】他社のノウハウ・人脈を活用したい
  3. 3.キャリア採用のポイント
    1. 3.1.①採用要件を明確にする
    2. 3.2.②魅力的な求人内容を提示する
    3. 3.3.③キャリア採用に有効な手法を選定する
      1. 3.3.1.ソーシャルリクルーティング
      2. 3.3.2.ダイレクトリクルーティング
      3. 3.3.3.人材紹介サービス
  4. 4.まとめ


キャリア採用とは

キャリア採用とは、業界経験者や職種経験者を対象とした採用手法です。

実務経験を持たない新卒採用とは異なり、業種や職種で経験を持つ人材を重視します。すでにその分野で知識やスキル、経験のある人材を採用することで現場での早期戦力化を図ることが目的です。

地方企業におけるキャリア採用には、以下のようなケースがあります。


▼キャリア採用の例

  • Webサイトの強化のためにマーケティング部で経験のある人材を採用
  • 営業力強化のために営業スキルや経験のある人材を指導者として採用
  • 経理担当者の急な退職による人員補填のために実務経験のある人材を採用

採用時には“実務経験〇年以上”“○○の資格がある者”などと具体的な条件を提示することが一般的です。キャリア採用は、営業企画や経理、プログラマー、デザイナーなど専門知識を要する職種で人材を募集するときに積極的に取り入れられています。



キャリア採用が有用となるケース

即戦力となるような魅力的な人材は他社との人材獲得競争も激化しやすいため、キャリア採用の候補となる母集団形成は容易ではありません。一般的な中途採用に比べて採用のハードルが高くなることもあります。

ここでは、キャリア採用が有用となるケースを2つご紹介します。


【ケース1】管理職や専門職で即戦力人材を採用したい

管理職や専門職で一定の経験・スキルを有する人材の確保が急務となっているケースでは、キャリア採用が有用です。

通常の採用であれば、管理職や専門職で活躍する人材に育てるまで、入社後の育成期間やコストが必要になります。その点キャリア採用では、育成期間やコストのかかるポジションを入社後すぐに補填することが可能です。事業拡大や新たな部署の設立、退職によって即戦力人材を確保する必要がある場合に活用できます。


【ケース2】他社のノウハウ・人脈を活用したい

自社に在籍している人材だけではノウハウやビジネスにおけるネットワークが不足している場合にもキャリア採用が有用です。

同業界、または異業種のキャリア人材が他社で培ったノウハウや知識、人脈を社内に取り入れ、活用することで新規事業や新企画につながる可能性もあります。



キャリア採用のポイント

採用の難易度が高いキャリア採用では、採用活動に向けた事前準備やアプローチ手法の工夫が必要です。ここでは、キャリア採用を行う際のポイントをご紹介します。


①採用要件を明確にする

キャリア採用活動を開始する前に、採用予定数や採用時期、キャリア人材に求めるスキル・知識、実務経験などを明確にしておきましょう。

ポジションによってはスキルや経験がなければ採用後の事業計画を達成できないこともあります。そのため、キャリア採用で最低限求める基準を確定しておくことが重要です。

複数の候補者から有望な人材を選定するスクリーニングの労力を省き、入社後のミスマッチを防ぐことにもつながります。


②魅力的な求人内容を提示する

スキルや知識、経験を持つ優秀なキャリア人材は、ほかの会社にも需要があるため採用の競争性が高くなります。

競合他社が提示する条件と比較したうえで自社を選んでもらうためには、キャリア人材に魅力的と感じてもらえる待遇や評価基準を整備する必要があります。給与だけでなく、キャリアアップや福利厚生などで競合他社と差別化を図ることが重要です。


③キャリア採用に有効な手法を選定する

採用要件や求人内容を決定した後は、キャリア人材にアプローチするための手法を選定します。一般的な採用手法に求人広告での募集がありますが、採用難易度が高いキャリア人材を獲得するのは難しいといえます。

特に地方の中小企業は知名度が低く、大手企業や都市部の企業によって求人広告が埋もれやすくなります。地方での就職を希望するキャリア人材には、「応募を待つ」といった受け身の姿勢ではなく、企業から積極的にアプローチしていく姿勢が必要です。

キャリア採用に有効な採用手法には、以下が挙げられます。


ソーシャルリクルーティング

FacebookやInstagramなどのSNSを用いた採用手法です。

企業のSNSアカウントから募集できるため、採用コストを抑えられます。ただし、投稿や返信対応などのやり取りに工数がかかるのも特徴です。


ダイレクトリクルーティング

データベースに登録された求職者のなかからターゲットを選定し、企業からアプローチする採用手法です。

求人広告を出して応募を待つのではなく、企業側からコンタクトを取れるのが特徴です。メッセージ機能でやり取りして選考を進めるため、工数はかかりますが、ミスマッチを防ぎやすいメリットがあります。


人材紹介サービス

人材紹介会社から自社の採用要件を満たす人材を紹介してもらう採用手法です。

候補者とのやり取りを代行してもらえるため、ソーシャルリクルーティングやダイレクトリクルーティングと比べて採用工数を削減できるのが特徴です。

全国にUIターン転職サービスを展開するリージョナルキャリアの加盟企業であるエンリージョンは、新潟県・長野県・富山県・石川県などの地方に拠点を持ち、UIターン転職に特化しています。企業さまの求める人材像をもとに、即戦力となり得る優秀な人材をご紹介します。入社後のフォローにも対応しているため、採用活動の効率化、内定辞退や早期離職の防止にも貢献します。



まとめ

キャリア採用は、管理職や専門職の早期戦力化を図りたい場合、新たな人材が他社で培ったスキルや経験を自社で生かしたい場合に有用です。

自社が求める人材を獲得するためには、採用要件や求める人物像の明確化をはじめ、競合他社との差別化を測った求人要件を提示する必要があります。

採用手法には、ソーシャルリクルーティングやダイレクトリクルーティングなどがありますが、工数を削減して効率的にキャリア採用を進めるには、人材紹介サービスの活用がおすすめです。募集や入社後フォローの代行によって採用工数を減らせるため、人事担当者さまは社内環境の整備に注力できます。